研究日記(H29.2)

28日(火)
・日本交通学会研究報告会の日程は10月7(土)、8(日)で和歌山大学内の調整が済み、経済学部講義棟や会議室を押さえました。ほぼこの日程で決まりかと思いますが、最終決定は学会からの公式アナウンスまでお待ちください。

27日(月)
・本日と明日の天理市コミュニティバスいちょう号乗り込み調査では、院生の井口さんと中村(智)さんが活躍してくださいます。両人とも経験豊富ですのできっと上手にこなしてくれるでしょう。安心して任せることができます。

26日(日)
・休みます。

25日(土)
・本日は前期日程の入試があり、多数の受験生が緊張しつつも目を輝かせながら来学しています。私は国立大の学部の入試、博士課程前期の入試、博士課程後期の入試を受験生として経験し、その後も国立大の博士号の審査、国立大の教員採用公募、助教授昇格と大学院修士課程担当の審査、教授昇格審査、博士の研究指導ができる資格(Dマル合)の資格審査、の順で国立大や国のさまざまな入試や審査等をくぐり抜けてきました。30年近く前に受けた学部の入試や、10数年前の博士号の審査は非常に大変でしたが、夢と希望に燃えてはいたように思います。いまあまり元気がないのは確たる目標がなくなったからなのかも知れません。

24日(金)
・みなべ町長期総合計画を町長に答申しました。長計は今後10年間のまちづくりのベースとなる最上位計画であり、交通という狭い分野の研究者に過ぎない私には荷が重いかと思っていたのですが、お陰様で何とか役割を果たすことができました。

23日(木)
・コラムの執筆を頼まれているのだけれど、アイデアが浮かびません。
・明日24日はプレミアムフライデーなんだそうですが、国立大学の教職員は25日の入試の準備でそれどころではありません。24日の夜は自宅での飲酒すら遠慮しなければならない、時計のアラームを3つはセットして寝なければならない、そういう張り詰めた夜なのです。本番に臨む受験生たちを迎えるのですから当然のことです。

22日(水)
・院生と学部生が天理市にてコミュニティバスいちょう号西部線の乗り込み調査をおこないました。20170222









21日(火)
・毎年恒例の「平成28年度卒業論文発表会・研究状況報告会」が、午後1時開会、午後5時半閉会のスケジュールにて経済学部講義棟E301教室で開催され、学部2年生から大学院博士後期課程3年生まで34名の参加がありました。力作揃いの卒業論文は審査の結果すべて合格となりました。写真は新しくゼミに配属される2年生の挨拶の様子です(2名欠席)。20170221







20日(月)
・観世流の仕舞「隅田川」の稽古では、ようやく都鳥や渡し舟、船頭の姿が少し見えてきました。あとひと月あまりで本番です。

19日(日)
・休みます。

18日(土)
・毎年度恒例のレポート「授業改善と工夫」を提出しました。学部のほうでは大講義「交通政策」へのアクティブラーニングの導入が、大学院のほうでは博士課程生の参加による修士課程ゼミナールの活性化が、工夫のポイントとなります。現状、経済学研究科で博士課程生が常に参加するゼミは当ゼミだけであり、大きな特色となっています。

17日(金)
・関西鉄道協会都市交通研究所の第4回「逆都市化と公共交通の維持運営委員会」に出席し、岐阜市副市長 今岡氏の講演「地域公共交通活性化再生法と岐阜市の先進的交通政策」を拝聴しました。

16日(木)
・修士論文発表会があります。ゼミ所属のM2徐峰さん、お疲れ様でした。

15日(水)
・大学院観光学研究科博士後期課程の入試があります。もちろん詳しいことは書けません。

14日(火)
・マリーナシティまたはコスモパーク加太が有力候補とされている統合型リゾート(IR)構想に関する交通需要予測の件で来客あり。反対論も多い構想なのですが、韓国の失敗の二の舞だけは避けなければなりません。「関西空港に近い海洋・温泉・医療リゾート」を前面に打ち出しつつ、カジノの区画は外国人専用とする、といった方向が良いかも知れません。いずれにせよ交通アクセスの観点からはマリーナシティがコスモパークよりもはるかに優位でしょう。

13日(月)
・学部講義「交通政策」の定期テストがあります。

12日(日)
・休みました。

11日(土)
・ある同僚から「ごめんね、学科長になってもらって。」という慰め(?)の言葉を頂きました。確かに大学の研究者としては決してめでたい話ではないのです。学部企画委員会に教育研究支援委員会にと、充て職で参加することになる会議がいくつもあるのです。本当は役職よりも自由に研究できる時間のほうが大事なのです。とはいえせっかく学科会議でご指名を頂いたわけですので2年間はしっかりと職責を果たさねばなりません。学科スタッフあてに「学科長通信」という定例メールでも書いてみようかなと考えています。

10日(金)
・今年度の講義もあとは定期テストと卒業論文発表会、修士論文報告会を残すのみとなり、月火木の講義の準備も必要なくなって、朝の時間の流れがゆったりしてきました。

9日(木)
・とうとう学科長の順番が回ってくることになりました。教授が持ち回りで担当してきたのですが、「まだやっていないのは君と君だけだ」。教授昇進順から私という意見が出て、断ることは不可能でした。
・教授になっておよそ6年になりますが、その間、私はずっと学部最年少教授のままです。昇進の審査を受ければ通りそうな人はゴロゴロいるのですが、昇進後の管理運営業務の増加を敬遠されているのでしょうか。確かに准教授のほうが研究に集中はでき、自由でいいのですが、お手当のほうはやはり全然違ってきます。私の場合、准教授の給料のままで3人の子育て+住宅ローンの支払いをするのは厳しいと思い、計画的に単著の本を2冊書くなど研究業績を量産して、最短コースでの昇進を目指したという経緯があります。

8日(水)
・『KANSAI空港レビュー』2月号の原稿が確定しました。関西空港調査会の担当者と校正原稿を数回やりとりして完成となりました。担当者さんからは読みやすいと好評を頂きましたが、どうでしょうか。あと2週間くらいで発行されます。

7日(火)
・和歌山県みなべ町で地域公共交通会議があり、その帰路に龍神自動車の「南部梅林バス」で「一目百万、香り千里」と言われる世界一の南部梅林へ行ってきました。まだ4分咲きくらいで見ごろにはやや早かったです。

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6日(月)
・本日は定期テストの問題を作成しなければなりません。

5日(日)
・休みました。

4日(土)
・西川先生(第1著者)、照本先生(第3著者)と共著の論文が『交通学研究』の査読を通りました。

3日(金)
・近畿運輸局さんと一緒に紀州鉄道と水間鉄道を視察しました。移動中に『KANSAI空港レビュー』2月号の原稿「関西空港の高速鉄道アクセス整備とフォルテ型国土軸の形成」を書き上げました。フォルテ型とは何でしょうか?読んでのお楽しみですが、「フォルテ型国土軸」という呼称がもしも浸透すればその名付け親は私と言うことになるでしょう。

2日(木)
・本日は午前に講義が2つ、午後1番が和歌山市との打ち合わせ、その後奈良県天理市へ受託研究の打ち合わせにいきます。これらを行いつつ『KANSAI空港レビュー』の原稿も仕上げていかねばなりません。講義にはもちろん準備が伴いますし、目の回るような忙しさの日です。准教授になりたての頃なら講義1つや打ち合わせ1つでも手いっぱいだったと思いますが、今は複数の仕事を並列でこなすことにかなり慣れてきました。

1日(水)
・修士論文の審査がすべて完了しました。