研究日記(H30.7)

31日(火)
・教授の仕事は大きく1.研究、2.教育、3.専門分野での社会活動、4.大学の管理・運営の4つに分けられています。教授に昇進して数年間は4にも張り切って取り組んだものですが、学内でいくら偉い役職に就いたところで所詮は雑用担当者のようなものであって、研究者にとって何のプラスにもならないとの思いが強くなるばかりです。今後も割り当てられた管理・運営業務は真面目にこなしつつ、あまりのめりこまないようにして、1〜3に注力したいものです。

30日(月)
・Osaka Metroのサイトは、各バス停のポケット時刻表が印刷できるようにデザインされています(平林駅前の例)。バス接近情報も見ることができ、なかなか良くできています。
・本日で「交通システム論」は最終回です。その準備を朝8時までには終えて論文執筆をします。

29日(日)
・休みですが、自宅で日本交通学会に向けた作業をしました。

28日(土)
・台風接近のためJCOMM参加を早めに切り上げて帰りました。

27日(金)
・愛知県豊田市で開催された日本モビリティマネジメント会議(JCOMM)を聴講してきました。ポスター発表の中に、滋賀県湖東圏域の複数の市町が連携して公共交通利用促進と利用者増加に10年間取り組み成果を挙げたという事例がありました。定住自立圏構想を組む1市4町で1つの協議会を立ち上げ、圏域内で公共交通活性化に一体的に取り組まれているそうで興味深かったです。

26日(木)
・2年生対象の「発展演習」でグループレポートを書かせたところ、質・量ともに4年生顔負けの内容で提出してきたグループがありました。将来有望ですので3年生になったらぜひ辻本ゼミナールへ入って頂きたいものです。

25日(水)
・国土数値情報のバス停データがどうしても古すぎるので、最新情報へと地道に更新しています。バス停名、便数、位置等を確認しながらの細かい作業で、南大阪と紀北の3000以上のバス停データを更新するだけでも数週間はかかっています(他の仕事をしながらですが)。ようやく完了が見えてきました。

24日(火)
・前期のゼミナールもあと1回で完了です。

23日(月)
・観世流舞囃子「吉野天人」、謡曲「清経」の稽古がありました。忙しい中でもできる限り時間を作って稽古に行くようにしています。それにしてもこの世界的な猛暑。北極圏でも30度を超えたそうです。地球温暖化対策はもう手遅れなのではないかと疑いたくなるほどです。

22日(日)
・休みます。

21日(土)
・日本交通学会報告用のデータの更新作業にかかりきりです。研究者らしい姿だと思います。学内行政や学外会議等は程々にしなければなりません。このように日々研究・教育に集中できればどんなに幸せかと思います。

20日(金)
・「トラック輸送における取引環境・労働時間改善和歌山県協議会」がありました。この協議会の成果の一端がここで紹介されています。

19日(木)
・午後から大学院観光学研究科の研究科会議と、大学院経済学研究科の「専攻共通セミナー」に出席しました。経済学部・経済学研究科に加え、観光学研究科博士後期課程を兼担しているので、その分、出席すべき会議等が増えるのです。

18日(水)
・LANケーブルの修理が終わりました。

17日(火)
・学部のHUBから研究室までの間のLANケーブルが断線し、非常に不自由な状態です。

16日(月)
・休みました。

15日(日)
・オープンキャンパスが開催され、「交通まちづくり調査研究」受講生20名も全員揃ってポスター発表を行いました。お陰様で延べ185名もの方が発表を見に来てくださいました。
open1807






14日(土)
・休みました。

13日(金)
・関西鉄道協会都市交通研究所の視察で伊賀市役所と伊賀鉄道へ行きました。写真は趣のある伊賀上野のまちです。
igashi1807







12日(木)
・和歌山電鐵貴志駅前には、まったく同じ位置に「貴志駅」と「貴志駅前」という2種類のバス停があります(GISで作業をしていて気づきました)。前者は紀の川市地域巡回バス桃山路線のバス停、後者は紀の川市地域巡回バス貴志川路線のバス停なのですが、名称を統一できないものでしょうか。紀の川市地域巡回バスの「那賀病院」と紀の川コミュニティバスの「公立那賀病院」もまったく同じ位置にあります。
・フィールドワーク型の授業「交通まちづくり調査研究」もいよいよ大詰めです。

11日(水)
・今年度も南大阪地域大学コンソーシアムおよび堺都市政策研究所との共同研究を実施することとなりました。自転車の活用に関する興味深いテーマです。

10日(火)
・岩出市巡回バスの「バス停の位置と運行経路」は、googlemapと連携していて、バス停と目的地との位置関係が分かりやすいです。

9日(月)
・朝から学内のLive Campusシステムが故障中です。講義の資料をUPできず、困ったな。
・結局Live Campusの復旧が午後の講義開始に間に合わなかったため、代替手段で資料を配付しました。

8日(日)
・休みました。第二の故郷である広島県の被害が大きいため、義援金を送るか、ふるさと納税(返礼品なし)で支援をします。物資を送るのもよいのですが、その場合は必ず何がいつまでにどこで必要とされているのかをきちんと確かめてから送るようにしましょう。

7日(土)
・今回の西日本豪雨は数十年に1度あるかどうかのものです。7時47分現在、8府県に特別警報が出ています。広島県や岡山県はほぼ全県に大雨特別警報が出ています。和歌山市ではいったん解除された大雨警報がまた出ています。このような状況は見たことがありません。
180707






6日(金)
・大雨洪水警報、土砂災害警戒情報などが出て大学も終日休講となりました。私も通学手段途絶による特別休暇扱いとなり、時間ができたので「白い巨塔」のダイジェスト版を鑑賞しました。浪速大学の主な登場人物に財前助教授、里見助教授、鵜飼学部長、東教授、大河内教授などがいますが、学者としては大河内教授、里見助教授のような学問一筋、社会貢献一筋の姿が理想です。東教授も不得手な学内政治になどには手を染めず、得意な学問に没頭すればよろしかったのに。
・日本交通学会関西部会の四日市あすなろう鉄道視察に参加の予定でしたが、大雨のため南海本線、JR阪和線、JR和歌山線がすべて運休となってしまい、断念しました。

5日(木)
・「のぅ武蔵屋」「お代官様」「ひとつこれでどうかのぅ」「仕方ありませんねぇお代官様との仲ですから。その代わりあの件はお願いしますよ」「そちも悪よのぅ」「お互い様で」。東京で、時代劇でも観ているかのような不正入学受託収賄事件が発生しました。あまりに深刻な不祥事であり、国民の堪忍袋の緒も切れかねません。

4日(水)
・「高級志向、男性ホルモンが影響、社会的地位示す戦略」(きょう時事通信)。より高級な車へと乗り換えたがるのも男性ホルモンの影響なのでしょうか。私のように車には興味がなく常にシティサイクルかクロスサイクルで動き、ブランドものにもあまり興味がないという人は男性ホルモンが少ないのでしょうか?

3日(火)
・世界ランク3位の強豪ベルギーを追い詰め、あと一歩のところで惜しくも散ったサムライに拍手を送ります。

2日(月)
・舞囃子「吉野天人」の稽古に入りました。

1日(日)
・休みました。