研究日記(H30.8)

31日(金)
・3日連続の紀南・紀中出張で、本日はみなべ町の委員会に出席しました。

30日(木)
・午後から田辺市の委員会に出席しました。午前中の仕事場は扇ヶ浜海水浴場の海の家でした。夏も終わりのため非常に空いており、かき氷も頂きながら快適に仕事ができました。ougi0830









29日(水)
・田辺市の本宮地区、大塔地区を視察しました。

28日(火)
・観世流謡曲「定家」のお稽古が完了しました。非常な難曲で、曲の最後は口伝の特殊な謡い方である「中バリ」になるとのこと。四苦八苦しながらようやく完了しました。

27日(月)
・国土交通省都市局にお願いして、全国都市交通特性調査(全国パーソントリップ調査)のH22年版とH27年版の「無理なく歩ける距離(正確には、徒歩や車いす等で無理なく休まずに移動できる距離)」のデータを送って頂きました。その結果を見ると、非高齢者のうち、「無理なく歩ける距離」が500m超の人はH22年の86%からH27年は92%へと増えています。
・2006年に出版された土木学会『バスサービスハンドブック』に、一般的な人のうち90%が抵抗感なく歩ける距離は300mとのデータが掲載され、これが各地で「公共交通不便地域=バス停300m圏外」の定義の裏付け資料となっているのですが、人々の体力向上を踏まえて見直す時期に来ているのかも知れません。

26日(日)
・休みました。

25日(土)
・休みました。

24日(金)
・台風20号の暴風で、和歌山市内では県道沿いの頑丈そうな金属製の大型広告看板が倒壊するなどの被害を目にしました。和歌山大学ではシステム工学部の外廊下の天井が落ち、附属学校の屋根が飛び、我が家でも直径20cmほどの木が折れてしまいました。

23日(木)
・論文を何とか期限内に仕上げました。

22日(水)
・橋本市福祉有償運送運営協議会に委員として参加したのち、研究室に戻って論文の仕上げをしています。私は基本的に公共交通と徒歩、自転車で移動するため、橋本市役所付近を12時に出て寄り道せずにJRとバスで帰っても研究室に着いたのは14時半でした。しかし車内でメール返信などの軽作業を済ませ、睡眠をとり、休養十分の状態ですぐに研究を再開できました。
・研究等に集中しているときには電話には一切出ませんのであしからずご了承ください。電子メールをご利用ください。

21日(火)
・国指定文化財等データベースには、所在地(住所)と位置情報(緯度・経度)が合わないものが結構あります。住所が和歌山市なのに、緯度経度は有田市や京都市、東京都を指すものまで。文化庁に問い合わせたところ、前者を信用して欲しいとのことでした。

20日(月)
・研究室に立てこもっています。

19日(日)
・休みです。

18日(土)
・研究室に籠もりきりです。

17日(金)
・日本交通学会報告用の細かいチェックをしていたら一日終わってしまいました。魂は細部に宿ると言います。緻密に進めます。

16日(木)
・久しぶりの雨となりました。

15日(水)
・大東亜戦争終戦記念日です。本日は先人の御霊に誠を捧げましょう。
・大東亜戦争の理念は「欧米諸国によるアジアの植民地を解放し、大東亜細亜共栄圏を設立してアジアの自立を目指す」でした。「愛国行進曲」の歌詞に「四海の人を導きて 正しき平和うち建てん 理想は花と咲き薫る」とあります。わが国は敗戦しましたが、アジアのいくつもの国が大東亜戦争をきっかけとして欧米の植民地支配を脱し、独立を果たしたことも事実です。その一方で大日本帝国自らも植民地支配を行っていたことについては論理の矛盾であり、率直に反省しなければなりません。

14日(火)
・この夏、博士後期課程3年生のみなさんは論文執筆にかかりきりだと思います。私もこの夏季休暇中に論文2本を同時並行で書いています。雑用(学内行政)もほとんどなく、研究者らしい素敵な夏になっています。

13日(月)
・帰省しました。家族から、一度は京都に住みたい!の声が出てきています。京都への転勤はすぐには無理でも、京都の別宅から和歌山へ通うことは可能でしょう。

12日(日)
・夏季一斉休業中ですが、研究するには最適な期間です。

11日(土)
・和歌山大学は8月19日まで夏季一斉休業です。通学路ではツクツクボウシが鳴き始めました。

10日(金)
・本日は「道の日」(1986年に制定)。制定を記念して「日本の道100選」が1986〜87年に選ばれていますが、その後の改選や追加指定はなされていません。2006年に全通したしまなみ海道(西瀬戸自動車道)などは選ばれて良いと思います。そろそろ改選なり追加指定なりを考える時期ではないでしょうか。

9日(木)
・某紙および某大学から取材の申込があったのですが、日程が合わずお断りしました。お盆を挟んで2週間後(「営業日」にして4〜5日後)に学生数名と行くのでレクチャーをして欲しいとは。。。学会論文の執筆にかかりきりの中、無理に引き受けたとしてどんなヤッツケ仕事になるのでしょうか。せめてひと月前に言っていただければ対応できたのですが。

8日(水)
・某市町村で、これまで様々な課や支所等が個別に頑張ってこられた公共交通・移動支援関連施策を全市町村的な視点から見直していこうとの取り組みが始まっています。担当者と話をしましたが、このような困難な課題の担当としてまさに適任といった感じでした。

7日(火)
・定期試験期間が終わりました。

6日(月)
・原爆忌です。朝8時15分、西方を向いて黙祷をしました。

5日(日)
・子どもと京都の諸大学のオープンキャンパスを見てきました。子どもが歴史文化の薫り高い京都で学ぶのも賛成ですが、私自身が京都で研究するのも良さそうです。和歌山大学での昇給は数年後に止まる予定です(最高号棒に達するため)。その頃、特に何の学内の役職にも就いておらず、かつ京都のどこかに待遇の良いポストがあったならば、衝動的に申し込んでしまうかも知れません。文化財を毎日ひとつずつじっくり鑑賞するなどしたいものです。。。研究環境と待遇は、やはり重要です。その日のためにも研究業績を積み重ねておくことにしよう。

4日(土)
・紀北と南大阪で新しく国指定等文化財になる予定のものは、和歌山市の 阿弥陀寺本堂(重要文化財)、堺市の旧丹治商会社屋 および旧丹治商会門及び煉瓦塀 (登録有形文化財)、泉佐野市の大将軍湯 (登録有形文化財)、河内長野市の和田家住宅主屋(登録有形文化財)。阿弥陀寺本堂は「紀伊徳川家が造営した絢爛豪華な霊廟建築」(文化庁)で、貴志川線日前宮駅から徒歩10分程度です。

3日(金)
・先日、某地方公共団体の担当者が審議会の進め方の変更に関する説明に来られたのですが、こちらから「それはおかしいですね」の意見をしても聞き入れずに一方的に理解を迫ってくる始末。もう少し丁寧な対応をお願いしたいものです。この審議会への参加もそろそろ潮時かと思いましたが、あいにく任期が更新されたばかりで、あと2年ほど務めなければなりません。

2日(木)
・日本交通学会研究報告会用のバス停データの最終チェックを行っています。提出期限(8/20)は迫ってきていますが、丁寧に進めています。

1日(水)
・私の博士後期課程時代を振り返ってみるに、ゼミナールでの研究発表(文献の輪読当番は除く)は常に博士論文の完成を強く意識しながら全力投球でやっていました。主指導教官に研究状況を見て頂けるせっかくの機会を無駄にするようなことはしたくありませんでした。そういった1回1回の真剣勝負の積み重ねで博士号が見えてくるのです。
・和歌山市公共交通政策推進協議会がありました。